冬の定番ルアーとなったアラバマ系リグの「トレジャートラップ」を開発者でもある庄司潤プロが実釣解説!
TREASURE TRAP
トレジャートラップは琵琶湖の秋から冬にかけての食物連鎖を考えて開発したアラバマ系リグ。
夏から秋の台風によって琵琶湖の水位が上昇することでアユが南湖エリアにある小規模河川に遡上して産卵。
約10日ほどで孵化し、氷魚「アユの稚魚」が湖に入ってウィードエッジで回遊する。 この回遊している氷魚を捕食しているのがハス。 この氷魚とハスをイメージ出来るアラバマ系リグがトレジャートラップ。
トレジャートラップのブレイド部分が氷魚で、アームの先につけるジグヘッド&シャッドテール系ワームがハスのイメージで使って下さい。
ベイトを捕食している魚「ハス」は回りが見えていないパニック状態になることから、この捕食行動に入っているハスをバスは一番簡単に捕食出来る状態!
トレジャートラップはこの状態を巻くだけで演出。
琵琶湖を中心に大人気のアラバマ「トレジャートラップ」。サイズも小さめでタックルを選ばず誰でも手軽に使用出来るので初心者から上級者まで幅広く使用して頂けるアラバマです。ケース付属なので保存も容易です。
オススメジグヘッド、ワームも好評発売中!
スイングインパクト3.5inch
キビキビと、そして大きくスイングするテールアクション。
ボトムでのズル引きやカーブフォールによるスイミングで効果絶大です。水を良く掴み、水流負けしないテールデザインがミソ。ジグヘッドはもとより、テキサス、キャロライナ、ダウンショットリグ、そしてネコリグやジグトレーラー等、あらゆる使い方で効果を発揮します。
あまりシェイク等の小技を入れずに、スローにシンプルに使うことをお勧めいたします。
▼ディテール
肉が薄く、シャープなテールデザイン。効果的に水を受け、ワイドにスイングします。テールの下端まで伸びたキールは、テールが水の抵抗で上方にめくれ上がるのを抑制し、どんなスピードでもアクションが鈍らないようにしています。
ボディ断面。Aはヘッド寄り断面で横扁平。Bはテール寄り断面で縦扁平。
テールアクションをワイドにスイングさせながら、全体としての安定を図る、そんな意図から設計されています。
テキサスリグでの使い勝手を考え、背と腹に繊細なスリットを施しました。オフセットワームフックの針先がリブの間に隠れ、とても良い具合です。
アイアンクロー
使用フックは「がまかつ」 60度アイでストロングワイヤー。
ラインアイからフックポイントまでの距離が広くなることからフッキング率がアップ!
▼ヘッドデザイン
ウィードする抜け重視、使用するワームのヘッドにフィット!
▼ワームキーパー
キーパー部分を太くすることでワームのホールド力アップ!
▼おすすめセッティング
トレジャートラップのアーム5本、5本中外側の3本に2gをつける。 残り2本に3g2個か3.5gを2個つける。
この様なセッティングで使用していただくと、巻いている時の回転をおさえることが出来る。
▼ウエイトの使い分け
水深3m以内であれば、2gメインと3g。
水深3m以上であれば2gメインで3.5gがおすすめ!