開高健の秘話とオールドABU愛が詰まった至高のムック「オールドタックルアングラーズ3」発売!

『Old Tackle Anglers 3』解説!開高健の秘話とオールドABU愛が詰まった至高のムック

“味のある釣り、味のある人生。”
2021年に発売され大きな反響を呼んだ『ABU for LIFE』を原点に、2024年に誕生した『Old Tackle Anglers』。Old ABUを筆頭に、国内外の麗しきオールドタックルやルアーをアウトドア・インドアの両面から知的かつ情熱的に愉しむ、大人のアングラーのための唯一無二のムック本です。その待望の第3弾となる『Old Tackle Anglers 3』がリリースされました。全編にヴィンテージタックルへの愛がこれでもかと詰め込まれた、まさに宝箱のような一冊の見どころを徹底解説します。
アイコンは開高健。釧路湿原美術館から発見された手紙が明かす「道東の秘話」
本誌の絶対的なアイコンとしてそびえ立つのは、ABUの名機アンバサダーをこよなく愛し、『フィッシュ・オン』や『オーパ!』などの名著で日本の釣り文化に計り知れない影響を与えた小説家・開高健。今回は彼の釣り紀行作品の処女作である『私の釣魚大全』にスポットを当てています。
- 大量の未公開の手紙を掲載:釧路湿原美術館から新たに発見された、開高健が生前に書き遺した大量の手紙を誌面にて公開。そこには、開高健が釣りの連載を始めるにいたった真のきっかけが綴られています。
- “湿原の画家”佐々木栄松との親交:根釧原野の幻の魚・イトウ釣りを案内した高名な画家、佐々木栄松氏とのディープな交流の裏側が明かされます。
- 幻の「道東・文化人村構想」:井伏鱒二や渡辺喜恵子ら、昭和の釣り好き文学者たちとともに計画していたという、夢の「道東・文化人村構想」の全貌など、文学ファン・開高ファンなら鳥肌モノの歴史的秘話がたっぷりと届けられます。
エンスー垂涎!ABUスヴァングスタ工場訪問記&カーディナルC3・C4最前線
歴史ロマンにとどまらず、タックルそのもののディープなメカニズムや歴史に切り込むのが本誌の真骨頂です。
- ABUスウェーデン・スヴァングスタ工場訪問記:アンバサダーを生み出し、輝ける歴史に終止符を打った聖地、スウェーデンのスヴァングスタ工場を巡る訪問記を収録。オールドABUファンにとっては涙なしには読めない聖地巡礼の記録です。
- ボクのとっておきのオールドABU:アングラーたちが家宝のように愛してやまない、独自のストーリーを持つヴィンテージABUたちの美しいグラビアとエピソードを紹介。
- Cardinal C3&C4フルチューン最前線:今なおネイティブトラウトやライトゲーム界隈で実戦機として熱狂的な支持を集める名機スピニング「カーディナルC3&C4」。現代の技術で甦らせる最新のフルチューン事情を徹底的に掘り下げています。
ルアーからフィールドまで、本誌でしか読めないディープなコンテンツ

北は北海道から南は九州まで、日本全国の美しいフィールドと、時代を超えて輝き続けるオールドルアーたちの世界が広がっています。
- 聖地を巡るフィールド紀行:道東、中禅寺湖、飛騨高山、旧吉野川、琵琶湖、九州。オールドタックルを携えて美しい水辺に対峙するアングラーたちの、豊かで贅沢な時間の記録。
- 歴史的プラグ&伝統漁具の美:Chuk Heddon(チャックヘドン)、Hutley’s(ハトリーズ)といったアメリカン・ジャパニーズトップウォータープラグの系譜から、日本の伝統漁具である「薩摩餌木」まで、工芸品としても価値のあるルアーたちのディテールを美麗な写真とともに紹介。
誌面コンテンツ一覧
『Old Tackle Anglers 3』に収録されている主な特集テーマの一覧です。
| 特集ジャンル | 主な収録内容 |
|---|---|
| 巻頭・歴史ロマン | 開高健の手紙(釧路湿原美術館蔵)から紐解く『私の釣魚大全』イトウ釣り秘話、佐々木栄松との親交、道東・文化人村構想 |
| ABU・リール特集 | スウェーデン・スヴァングスタ工場訪問記、アングラー愛蔵のオールドABUギャラリー、カーディナルC3&C4フルチューン最前線 |
| ルアー・タックル | Chuk Heddon(チャックヘドン)、Hutley’s(ハトリーズ)、薩摩餌木など、国内外の歴史的名作ルアーの考察 |
| フィールドグラビア | 道東、中禅寺湖、飛騨高山、旧吉野川、琵琶湖、九州を巡るオールドタックル釣行記 |
まとめ:効率主義の現代に投げかける、大人のための「宝箱」

『Old Tackle Anglers 3』は、最新タックルでただ魚を多く釣るだけの効率主義とは対極にある、「1匹の魚と出会うプロセスそのものを愛おしむ」アングラーのための至高のバイブルです。
開高健がかつて見た湿原の景色に思いを馳せ、鈍い輝きを放つアンバサダーのハンドルを回し、往年のヘドンプラグを水面に浮かべる。そんな、インドアでもアウトドアでも深く釣りを愉しむための濃厚な知識と愛が、この一冊に凝縮されています。今夜はスマホを置いて、お気に入りのリールを傍らに、この美しい宝箱のページをゆっくりと捲ってみませんか?