ブロビス×ラッキークラフトからシンペン伝説の元祖が持つゆらゆらアクション「ワンダー80ESG」発売！
【ブロビス×ラッキークラフト コラボ】ワンダー80 ESG徹底解説！シンペン伝説の元祖が持つ「ゆらゆらアクション」の必釣性
日本のルアーフィッシング界に衝撃を与えた伝説的なルアーが、再び注目を集めています。それが、ラッキークラフトの超メジャールアー「ワンダー80」とブロビスがタッグを組んだ限定コラボレーションモデル、ワンダー80 ESGです。 このルアーは、日本のシーバス釣行で欠かせない必獲メソッドの元祖であり、現在のシンキングペンシル（シンペン）の概念を確立した存在。今回は、その必釣性の秘密を徹底解説します。
伝説の始まり：シンキングペンシル（シンペン）とは？
今やシーバス、トラウト、メバルなど、あらゆるソルト・フレッシュウォーターゲームで定番となったシンキングペンシル、通称「シンペン」。その伝説はこのワンダーから始まりました。 ワンダー80の基本は、ただただひたすらにゆっくりと巻く「ただ巻き」です。このシンプルすぎる使い方の中に、魚を狂わせる究極の秘密が隠されています。
ワンダー80 ESGの基本アクション
- ただ巻き：水中で身をくねらせるようなゆらゆらローリングアクション
- フォール：生命感あふれるゆらゆらフォール
- 特性：潮目や流れの変化で勝手にバランスを崩し、バイトを誘発
この基本動作で、プレッシャーの高い状況下でも魚に違和感を与えずアピールし続けます。
釣れる理由はこれだ！「直ぐに沈まない食わせの間」の秘密
ワンダー80が持つ最大の釣れる理由、それは「直ぐに沈んでしまわないからこそ生まれる食わせの間」にあります。
ボディー内の空気と絶妙なバランス
ワンダー80は、ボディー内の空気の作用も利用し、ある一定の層を非常にゆっくりとユラユラ動かすことが可能です。これは、ルアーが持つ「比重」と「水の抵抗」が、魚が最も反応しやすいスピードとレンジを維持するように設計されているためです。
使い方はシンプル。商品説明にもあるように、まるでスプーンを使うかのようにただゆっくり巻くだけ。しかし、スプーンのように一気に沈下せず、ルアーがレンジをキープしながら漂い続ける「間」こそが、ターゲットがたまらず口を使うタイミングとなります。
特にトラウトに効く！水面直下のスローリトリーブ戦略
特にトラウトフィッシングにおいて、この特性は絶大な効果を発揮します。トラウトは上への意識が強いため、水面直下をただただゆっくり巻くのが非常に効果的です。 水面下をフラフラと泳ぐベイトフィッシュを演出することで、活性の高いトラウトが躊躇なくバイトしてきます。
究極のバイト誘発アクション：バランスの崩れとユラユラフォール
ワンダー80の必殺技は、ただ美しいローリングアクションを続けることだけではありません。
流れの変化がバイトチャンスを生む
ワンダー80は、設計上、流れの変化や潮の変化で勝手にバランスを崩すようにできています。ルアーが自然な流れの中で一瞬不規則な動き（イレギュラーアクション）を見せる時、それはまさに瀕死のベイトフィッシュが弱った瞬間。その時こそが、魚にとってバイトのチャンスとなるのです。
スイム中時折見せるワンダー独特のバランスの崩れや、リトリーブを止めた時に生じるユラユラ揺れ動きながら落ちて行く動きこそが、トラウトやシーバスがたまらずバイトしたがる究極のアクションです。
スペック
- Length:80mm
- Weight:11.5g
- Class:シンキング
まとめ：ワンダー80 ESGはシンペンの歴史と現代のテクニックを結ぶ
ブロビス×ラッキークラフトのコラボレーションで生まれた「ワンダー80 ESG」は、単なる限定カラーモデルではありません。シンキングペンシルというジャンルを確立したワンダーの持つ本質的な釣れる力を再認識させてくれるルアーです。
「ただ巻きのゆらゆらローリング」と「フォール時のゆらゆらフォール」を駆使し、潮目にキープキャスティングすることで、他のルアーでは引き出せない「食わせの間」を演出し、渋い状況を打開する切り札となるでしょう。
必釣の元祖シンペンを手に、次回の釣行で「食わせの間」を体感してみてください！
